Q.平成19年青色申告決算書の書式の変更に伴い印刷時にズレが発生する場合の対処方法

 

平成19年度税制改正において、減価償却制度が改正され、平成19年度以降の所得税青色申告決算書および収支計算書の減価償却費の計算において書式の変更がありました。

 

<変更点>

(ア)平成1941日以後に取得した減価償却資産について、定率法を採用する場合にのみ使用する[取得価額]欄のカッコ内に償却保証額(取得価額×耐用年数に応じた保証率)欄が増えました。

 

(イ)減価償却制度改正に伴い、注記が増えました。

 

これに伴い、平成18年度までの旧書式を使用して弊社製品にて青色申告決算書(OCR用紙)の出力を行うと全体的にずれが生じます(下図例は青色申告決算書(一般用)の3ページ目です。その他の決算書でも減価償却費の計算において同様のずれが生じます)。

 

【弊社製品にて旧書式で印刷した場合OCR用紙(3ページ目)】

※赤枠部分にズレが生じます。

 

対処方法としては、以下のいずれかの方法をご選択ください。

 

A.所轄の税務署より送付された「平成19年度」以降分の青色申告決算書を使用し、弊社製品にてOCR書式で印刷してください。

 

 

B.弊社製品の「A4よこ帳票モノクロ」を使用し、「税務署提出用OCR用紙」風で印刷してください(※)。

 

※「税務署提出用OCR用紙」風で所轄の税務署に提出する場合は、事前に所轄の税務署にて受理の可否をご確認の上、ご利用ください。

 

1.「決算」→「青色申告決算書」を開きます。

 

2.画面下の[書式設定]をクリックします。

 

3.「帳票タイプ」の▼をクリックし、「A4よこ帳票モノクロ」を選択し、[設定]をクリックします。

 

4.[印刷]をクリックし、「税務署提出用OCR用紙」風の決算書を印刷後、所轄の税務署に提出してください(下図例は青色申告決算書のモノクロ印刷です)。

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