Q.税計算タイミングの変更が出来ない場合の対処法
得意先登録の税計算タイミングの変更は以下の条件のときに可能です。
A.変更可能な条件
その得意先の請求締切後、売上伝票または入金伝票が1件も登録されていない状態であれば変更可能です。
例えば、20日締めの得意先で4/20の締め処理を行い、4/21以降の伝票が入力されていなければ税計算タイミングを変更できます。4/21以降に伝票が入力されている場合は、その伝票を削除していただくか、その伝票よりも未来の日付で締め処理を行った後で税計算タイミングを変更できます。
B.4/21以降に伝票が入力されていた場合の変更手順例
1.一時的に「締め処理後に伝票が発生していない状態」にするため、ダイレクトメニューの「販売業務」-「請求締切」を開きます。
2.「請求締めグループ」は『20日締め』、「請求日」は4/21以降の伝票を締める必要があるため、『XXXX/05/20』とします。
※伝票が5/21以降にある場合、「請求日」はさらに未来の日付にする必要があります。
3.「請求先」タブを開き、該当の得意先を絞り込み、[開始]ボタンをクリックします。
4.画面上部の[締め開始]ボタンをクリックして、『締め日処理だけ行い、印刷しない』にチェックを入れ、印刷は行わずに締め処理だけを行います。
5.これで締め処理後に伝票が発生していない状態になりますので、ダイレクトメニューの「台帳」-「得意先登録」にて、「税計算タイミング」の変更が可能となります。
6.「税計算タイミング」変更後は、変更のために行った締め処理を取り消す必要がありますので、ダイレクトメニューの「販売業務」-「請求締切」を開き、手順2〜3と同条件で締め処理画面を呼び出します。
7.「処理」欄をクリックしてチェックを入れた状態で、画面上部の[締め取消]ボタンをクリックして締め処理を取り消してください。
※得意先締めグループが『随時請求』の場合は、締め処理を取り消すことはできないため、操作の必要はありません。