Q.他ソフトやExcelで作成した顧客情報を取り込む方法

 

他社の顧客管理ソフトや、自身で作成したExcelの顧客リストなどを簡単に顧客王に移行することができます。

※事前にExcel形式、または区切り文字形式のファイルをご用意ください。

 

<操作方法>

1.ダイレクトメニューの「導入」-「他社製品データ取り込み」を開きます。

 

2.「ファイルの種類選択」画面が表示されますので、取り込みに使用するファイルに合わせて「Microsoft Excel形式ファイル(*.xls,*.xlsx)」か「区切り文字形式ファイル(*.csv,*.txt)」のどちらかを選択します。

 

3.「ファイルを開く」画面が表示されますので、用意した取り込み元のファイルをクリックして、[開く(O)]ボタンをクリックします。

 

4.ファイルを選択すると、ファイルの内容を解析して自動的に顧客王の項目との対応付けが行われます。

 

5.自動の対応付けが完了すると以下の画面が表示されます。

間違って対応付けされてしまった項目や、自動では対応付けできなかった項目などを手動で設定します。

対応付けの設定が完了しましたら、[次へ(F6)]ボタンをクリックします。

 

(ア)オプション設定

取り込み元データの項目のタイトル行の指定が間違っていたり、顧客王に取り込む際に「個人」として取り込むか「法人」として取り込むかを変更したい場合に使用します。

 

a:タイトル行について

今回の自動対応付けでは3行目がタイトル行と判断されています。実際の取り込み元データを確認してみると3行目となっているので問題ありません。

もし、タイトル行の自動判断が間違っていたり、変更したい場合は、[オプション設定(O)]ボタンをクリックし、「他社製品データ取り込み オプション設定」画面で「タイトル」の右にあるボタンでタイトルとなる行を選択してください。

※タイトル行は必須です。タイトル行が無い場合は、取り込み元データ内にタイトル行を作成してください。

 

b:取り込みの際の「個人・法人区分」について

取り込むデータは、初期値では「個人」として取り込まれます。取り込み元データにある顧客データが法人データである、または法人の方が多いといった場合は、[オプション設定(O)]ボタンをクリックし、「他社製品データ取り込み オプション設定」画面で「個人・法人区分」を切り替えてください。

 

いずれかの設定を行った場合は、画面下部にある[設定(F12)]ボタンをクリックして、変更を反映させます。

 

(イ)項目の対応付け

a:項目の対応付けを確認する場合は、画面下部にある「□主要項目のみ表示」のチェックをはずしてください。

 

b:表示されていなかった主要項目以外の「顧客王の項目」が表示されますので、対応付けに間違いがないか、対応付けされていない項目がないか等、確認してください。

 

c:対応付けを変更する、対応付けられていない項目を対応付けるという場合は、設定したい項目の「対応付ける項目」欄の[▼]をクリックしてください。

 

d:「他社製品データ取り込み 「XXX」への対応付け」画面が表示されますので、表示された項目の中から対応付ける項目をクリックして、[対応付け(F12)]ボタンをクリックしてください。

 

e:この時、項目に対して固定値を設定することもできます。例えば、指定した項目に対して取り込むデータすべてで同じ内容で取り込まれるようしたいといった場合に使用します。

「□この項目に固定値を設定する」にチェックを入れ、「固定値」に内容を入力して、[対応付け(F12)]ボタンをクリックしてください。

例)「職業」をすべて『会社員』として取り込む

 

(ウ)対応付けデータの保存

設定した対応付けの情報を保存しておき、次回以降も同じ条件で取り込めるようにすることができます。これにより、毎回設定をし直す必要がなくなります。

a:設定が完了しましたら、画面右側にある「対応付けデータ」欄の[保存(R)]ボタンをクリックします。

 

b:「対応付けデータ名」に分かりやすい名前を入力し、[保存(F12)]ボタンをクリックしてください。

 

c:次回以降の取り込み時に保存した設定を使用する場合は、[読み込み(F)]ボタンをクリックして、保存した設定を指定し、[実行(F12)]ボタンをクリックしてください。

    

 

6.「取込条件」と「顧客コードの自動付与」について設定します。

設定を行いましたら[実行(F12)]ボタンをクリックします。

 

(ア)取込条件

「□新規追加は行わない」にチェックを入れた場合は、顧客王で既に登録されている顧客コードと一致した顧客コードの顧客情報しか取り込みません。

また、「顧客コード重複時の処理」で「○取り込む」と設定した場合は、顧客王で既に登録されている顧客コードと一致した顧客コードの顧客情報を上書きで取り込みます。

 

(イ)顧客コードの自動付与

「○自動付与する」とした場合は、顧客王のコード付番方法に従って取り込まれます。仮に、取り込み元のデータに顧客コードが入力されていても、顧客王側で自動付与します。

※使用している会社データで顧客コードの付番方法を『未設定』としている場合は、正しくデータを取り込むことができません。

その場合は、ダイレクトメニューの「顧客管理」-「顧客カード」を開き、画面右上にある[機能]ボタンをクリックし、『未設定』以外を指定して[設定]ボタンをクリックしてください。

 

「○自動付与しない」とした場合は、取り込み元データで設定されているコードで取り込まれます。

 

7.取込結果が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

 

8.「顧客カード」や「顧客一覧」で顧客が取り込まれているか確認してください。

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