Q.減価償却費の計上方法について

 

NPO法人の場合、決算時に計上する減価償却費については2仕訳の入力が必要となります。

※新会計基準のデータの場合、一取引二仕訳は不要です。新会計基準のデータの場合、以下Cをご覧ください。

 

<操作手順>

 

決算時の減価償却費の仕訳は、下記のように入力します。

 

A.旧会計基準データ:会計期間41日〜331日で減価償却費を計上する場合

 

テキスト ボックス: 当期の車両運搬具の減価償却費が150,000円の場合
 
3/31 車両運搬具減価償却額 150,000 / 車両運搬具           150,000
(車両減償額)
決算取引 減価償却費           150,000 / 車両運搬具減価償却額 150,000
(車両減償額)

 

1.「帳簿」→「簡易振替伝票入力」画面を開きます。

 

2.以下のように仕訳を入力します。

※1つ目の仕訳は取引区分「8 収支計算書仕訳」、2つ目の仕訳は取引区分「9 決算取引」にします。

 

※各勘定科目のコードはデータ作成時の初期値になります。

※上記で入力した、取引区分「9 決算取引」を選択した伝票は各帳簿画面で「決算月」タブに集計されます。

※車両運搬具以外の建物、構築物、什器備品の減価償却費の仕訳を入力する場合は、それぞれ該当する正味財産減少の部の科目(建物の減価償却費の場合は「建物付属設備減価償却額」等)を「減価償却費」の相手科目として使用します。

なお、「建物付属設備減価償却額」、「機械装置減価償却額」は初期値として登録がございませんので、事前に「導入」→「勘定科目設定」にて勘定科目を作成してください。

 

 

B.旧会計基準データ:会計期間41日〜331日で毎月減価償却費を計上する場合

 

毎月減価償却費を計上する場合は、下記のような仕訳を入力します。

テキスト ボックス: 当期の車両運搬具の減価償却費が120,000円の場合
 
4/30 車両運搬具減価償却額  10,000 / 車両運搬具            10,000
(コード971:車両減償額)
 
5/31 車両運搬具減価償却額  10,000 / 車両運搬具            10,000
(コード971:車両減償額)
・
・
・
2/28 車両運搬具減価償却額  10,000 / 車両運搬具            10,000
(コード971:車両減償額)
 
3/31 車両運搬具減価償却額  10,000 / 車両運搬具            10,000
(コード971:車両減償額)
 
※年度末に各月に計上した減価償却費の総額について、下記仕訳を入力します。
 
決算取引 減価償却費           120,000 / 車両運搬具減価償却額 120,000
(コード971:車両減償額)
 

 

C.新会計基準データ:会計期間41日〜331日で減価償却費を計上する場合

 

取引区分を「9 決算取引」として、以下の仕訳を入力します。

テキスト ボックス: 当期の車両運搬具の減価償却費が150,000円の場合
 
 決算取引 減価償却費(事業) 150,000 / 車両運搬具  150,000
 
                           

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