Q.独自で作成した勤怠データを給料王に取り込む方法
勤怠データを取り込む場合は、決められたレイアウトにそってデータを作成しCSV形式で保存をして頂ければ、そのデータを取り込むことが可能となります。
<A.事前準備>
【データレイアウト(CSV形式)の注意】
※ 詳しいレイアウトついては、「給与」→「勤怠データ取込」の「ヘルプ」をクリックし、レイアウトをご確認ください。
1.1レコード(1社員分の勤怠)は30項目で形成されます。
勤怠項目は1〜20までは設定されていますが、21〜30までは予備項目となっています。
(予備項目には、お客様独自の項目を設定することはできません。)
※ただし、20項目目の[早出残業時間]につきましては、あらかじめ給料王で設定していない項目です。
早出残業時間を取込む場合は、以下の操作を行います。
(ア)「設定」→「項目設定」を開きます。
(イ)[追加]ボタンをクリックし、勤怠項目を作成します。
(ウ)項目属性欄の[▼]ボタンをクリックし、「早出残業時間」を選択してください。
2.半角数字とピリオドのみを有効文字とします。(全角文字は取り込めません)
3.データの各項目をカンマで区切ります。1レコード(1社員分の勤怠)には「カンマ」が29個必要です。
<B.操作手順>
Microsoft Excelで勤怠情報を作成し、給料王に勤怠データ取り込みを行う際は以下の操作をお試しください。
なお、Microsoft Excelの操作でご不明な点がございましたら、Microsoft社様へお問い合わせください。
1.Microsoft Excelを起動します。(以下表示される図は、Microsoft office Excel 2007です。)
2.「勤怠データ取込」のヘルプを参考にA〜T列に勤怠データを入力します。
※勤怠データは間違えないようご入力ください。
※60進法入力となりますので、1時間30分の場合、「1.3、1.30、01.30」のいずれかの入力方法で入力してください。
3.勤怠データの入力が終わりましたら、画面を右側にスクロールし、[AD]列まで進めてください。
4.勤怠データを入力した全ての[AD]列にアルファベット「a」を入力してください。
5.メニューバーの「検索と選択」→「置換」を選択します。
(Excelのバージョンによっては、メニューバーの「編集」→「置換」を選択します。)
6.「検索する文字列」に4番で入力した「a」を入力します。
7.「置換後の文字列」にカーソルがある状態でキーボードの【Ctrl】と【J】キーを同時に押します。
※【Ctrl】+【J】の操作を行っても、「置換後の文字列」は空欄のまま表示自体は変わりません。
8.[すべて置換]ボタンをクリックします。
9.置換作業を正常に行いますと、各行の幅が広くなります。
※7番の操作で【Ctrl】+【J】の操作を行っていますが、こちらの操作は各行を改行する操作となっております。
10.再度メニューバーの「検索と選択」→「置換」を選択します。
(Excelのバージョンによっては、メニューバーの「編集」→「置換」を選択します。)
11.「検索する文字列」に入っている「a」を【Delete】キーで消して、キーボードの【Ctrl】と【J】キーを同時に押します。
※【Ctrl】+【J】の操作を行っても、「検索する文字列」は空欄のまま表示自体は変わりません。
12.「置換後の文字列」にカーソルがある状態で、【Delete】キーで[Ctrl+J]の情報を消して、キーボードの【スペース】キーを1回押します。
※【スペース】キーを1回押しても、「置換後の文字列」は空欄のまま表示自体は変わりません。
13.[すべて置換]ボタンをクリックします。
14.置換作業を正常に行いますと、各行の幅が狭くなります。
15.メニューバーの「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
16.保存する場所を指定します。
例:ドキュメントフォルダ
17.「ファイル名」を分かりやすく入力してください。(例:kintai)
18.「ファイルの種類」を『CSV(カンマ区切り)』に切り替えてください。
19.[保存]ボタンをクリックします。
20.以下のメッセージが表示されましたら[OK]→[はい]ボタンをクリックします。
21.一旦Microsoft Excel画面に戻りますので、メニューバーの「ファイル」→「終了」を選択します。
22.以下のメッセージが表示されましたら[はい]ボタンをクリックします。
23.16番〜18番で設定した内容が表示されますのでそのまま[保存]ボタンをクリックします。
24.以下のメッセージが表示されましたら[はい]→[OK]ボタンをクリックします。
25.Microsoft Excel画面が終了します。
26.給料王を起動します。
27.「給与」→「勤怠データ取り込み」の画面を開きます。
28.[参照]ボタンをクリックし、19番で保存した保存先とファイル名を指定し、[開く]ボタンをクリックします。
29.取り込み元を確認後、[取り込み]ボタンをクリックしてください。
30.以下のメッセージが表示されましたら[OK]ボタンをクリックします
※エラーが発生した場合は、エラーの内容がメモ帳で表示されますので、Excel側で再度内容のご確認を行ってください。
31.「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」の画面を開き、[計算処理]ボタンをクリックします。
32.以下の項目にチェックを付けて[設定]ボタンをクリックしてください。
(ア)社員情報より計算
(イ)表示されている社員を全て計算(1名だけ勤怠データを取り込みたい場合は「選択中の1社員のみ計算」を選択します。)
(ウ)取り込んだ勤怠情報を使用する
33.正しく勤怠データが取り込まれたかご確認ください。