Q.計算条件テーブルを運用する方法

 

計算条件テーブルを作成することで、特定の範囲ごとに金額を設定することができます。

例:1〜5個の品物を売った場合は1,000円、6〜10個の場合は3,000円の手当を支給する。

 

<操作手順>

1.条件を設定します。

(ア)「ツール」→「計算条件テーブルメンテナンス」を開き、[新規]ボタンをクリックします。

(イ)「計算条件テーブルメンテナンス新規」画面が表示されます。

「テーブルID」には3桁までの番号、「テーブル名」にはわかりやすい名称を入力します。

「種別」は「日・回数」を選択し、[設定]ボタンをクリックして下さい。

(ウ)『テーブル名』に名称が入り、『開始値』『終了値』『金額』が入力できるようになります。『開始値(以上)』『終了値(未満)』『金額』を設定します。

a:『開始値』に「1」、『終了値』に「6」、『金額』に「1,000」と入力します。

b:1行目の入力を終えましたら、[行挿入]ボタンをクリックします。

c:新しい行が開きますので、『開始値』に「6」、『終了値』に「11」、『金額』に「3,000」と入力します。

(エ)入力が完了しましたら、テーブルメンテナンス画面を[終了]ボタンで閉じます。

2.「勤怠項目」「支給項目」を作成します。

(ア)「設定」→「項目設定」を開きます。「勤怠」タブをクリックし、[追加]ボタンをクリックします。

(イ)「項目設定追加」の画面が開きますので、「項目No.」に3桁の番号を、「項目名」にわかりやすい名称を入力します。

(ウ)必要事項の入力が完了しましたら、「□グループへ登録する」にチェックマークが付いている事を確認し、[設定]ボタンをクリックします。

(エ)「グループへ登録」画面が表示されます。この項目を使用しないグループのチェックマークは外し、[設定]ボタンで画面を閉じます。

 

(オ)「支給」タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。

(カ)「項目設定追加」の画面が開きますので、「項目No.」に3桁の番号を、「項目名」にわかりやすい名称を入力します。

(キ)必要事項の入力が完了しましたら、「□グループへ登録する」にチェックマークが付いている事を確認し、[設定]ボタンをクリックします。

(ク)上記(エ)と同様に「グループへ登録」画面が開きますので、この項目を使用しないグループのチェックマークは外し、[設定]ボタンで画面を閉じます。

3.自動計算をさせるための設定を行ないます。

(ア)「設定」→「グループ別項目設定」を開きます。

(イ)画面左にある支給グループ名の一覧から、支給項目に計算式を設定したい支給グループを選択します。

(ウ)「支給」タブをクリックし、今回作成した項目をクリックして選択し [修正]ボタンをクリックします。

(エ)「計算式項目修正」画面が開きますので、演算項目から[計算条件]ボタンをクリックします。

(オ)「計算条件」画面が開きます。参照先テーブルは「計算条件テーブルメンテナンス」で作成した「テーブル名」の名称を選択します。また、項目名も新しく作成した勤怠項目を選択し[設定]ボタンをクリックします。

(カ)「計算式項目修正」画面に戻りますので、表の中にテーブル名称が入っていることを確認し、[設定]ボタンをクリックして下さい。

4.「給与データ入力」画面で自動計算されることをご確認下さい。

(ア)「給与」→「給与データ入力(台帳形式/一覧形式)」を開きます。

(イ)2番にて作成した勤怠項目に数字を入力しますと、作成した支給項目に、1番で作成した条件に従って、自動的に金額が表示されます。

例1:勤怠項目の「ノルマ回数」に1と入力すると、支給項目の「成果手当」に1,000と表示されます。

例2:勤怠項目の「ノルマ回数」に6と入力すると、支給項目の「成果手当」に3,000と表示されます。

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