Q.年末調整における配偶者の設定方法

 

給料王11より、年調データの入力方法が次の方法から選択できるようになりました。

配偶者の収入が、1,030,001円〜1,409,999円の場合は、「保険料控除申告書入力」画面からの入力も可能です。その場合は、B.保険料控除申告書入力から入力を行う場合をご覧ください。

 

<操作手順>

 

A.年調データ入力から入力を行う場合

※給料王10以前の製品をお使いの方は、こちらの方法になります。

1.「年調」→「年調データ入力」を開きます。

2.「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し、[開始]ボタンをクリックします。

3.「年調データ入力」画面が表示されましたら、左側に表示されている社員名をクリックし、個人別に年末調整に必要な情報の入力を行います。

画面右上の【直接入力】にチェックマークが入っていると、下記の内容が直接手入力できます。

4.配偶者の収入によって、ここから設定方法が3通りに分かれます。

以下の(ア)〜(ウ)のうち、当てはまる設定方法をご覧ください。

テキスト ボックス: (ア)配偶者の収入が0円〜1,030,000円の場合
(イ)配偶者の収入が1,030,001円〜1,409,999円の場合
(ウ)配偶者の収入が1,410,000円以上の場合

(ア)配偶者の収入が0円〜1,030,000円の場合

こちらに該当する配偶者の場合は、配偶者控除のみ受けることができます。

配偶者控除を計算するには、合計所得金額(収入−650,000円)が基準となります。

a:「年調」→「年調データ入力」→「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し、[開始]ボタンをクリックして、画面左上にある[扶養]ボタンをクリックします。

b:配偶者の設定は以下のようになります。

「配偶者区分」が「一般」または「老人」以外の表示の場合は、ダブルクリックします。「家族構成設定」画面が表示されますので、「配偶者区分」を「一般」または「老人」に変更して、[OK]ボタンをクリックします。

c:[設定]ボタンで画面を閉じ、「年調データ入力」画面で配偶者合計所得金額を入力します。

※なお、こちらの画面を終了するか、もしくは他の社員をクリックすると次のような確認メッセージが表示される場合があります。

上記のメッセージが表示された場合は、配偶者合計所得に入力されている金額が380,001円以上となっておりますので、[はい]ボタンをクリックした後に、再度入力された金額をご確認ください。

(イ)配偶者の収入が1,030,001円〜1,409,999円の場合

こちらに該当する配偶者の場合は、配偶者特別控除のみ受けることができます。

配偶者特別控除を計算するには、合計所得金額(収入−650,000円)が基準となります。

配偶者の合計所得金額が下表にあてはまる場合は、表で算出した控除額が受けられます。

配偶者特別控除早見表

a:「年調」→「年調データ入力」→「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し、[開始]ボタンをクリックし、画面左上にある[扶養]ボタンをクリックします。

b:配偶者の設定は以下のようになります。

「配偶者区分」が「控除対象外」以外の表示の場合は、ダブルクリックします。「家族構成設定」画面が表示されますので、「配偶者区分」を「対象外」としていただき、[OK]ボタンをクリックします。

c:[設定]ボタンで画面を閉じ、「年調データ入力」画面で配偶者合計所得金額を入力します。

※ただし、給与所得者本人の課税支給額の合計が12,315,790円(所得10,000,000円)を超えている場合は配偶者特別控除を受けられません(以下は、「年調計算」画面での表示です)。

このケースに該当する社員を選択した状態で、こちらの画面を終了するか、もしくは他の社員をクリックすると次のような確認メッセージが表示されます。この場合は[はい]ボタンをクリックした後に、「年調データ入力」画面で配偶者合計所得の金額を0円に変更します。

(ウ)配偶者の収入が1,410,000円以上の場合

こちらに該当する配偶者の場合は配偶者特別控除も扶養控除も受けられません。

a:「年調」→「年調データ入力」→「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し、[開始]ボタンをクリックし、画面左上にある[扶養]ボタンをクリックします。

b:配偶者の設定は以下のようになります。

「配偶者区分」が「控除対象外」以外の表示の場合は、ダブルクリックします。「家族構成設定」画面が表示されますので、「配偶者区分」を「対象外」としていただき、[OK]ボタンをクリックします。

 

c:[設定]ボタンで画面を閉じ、「年調データ入力」画面で配偶者合計所得金額を入力します。

B.保険料控除申告書入力から入力を行う場合

配偶者の収入が1,030,001円〜1,409,999円の場合には、「保険料控除申告書入力」画面の『給与所得者の配偶者特別控除申告書』に入力した情報を「年調データ入力」画面に反映させることができます。

1.「年調」→「保険料控除申告書入力」を開きます。

2.「年調データ入力検索」画面から、表示対象・処理方法・保険料/配偶者控除の入力方法を選択し[開始]ボタンをクリックします。

3.「保険料控除申告書入力」画面が表示されましたら、左側に表示されている社員名をクリックし、個人別に画面右側『給与所得者の配偶者特別控除申告書』欄の入力を行います。

4.配偶者特別控除(配偶者の収入が1,030,001円〜1,409,999円の場合)に該当する場合は配偶者の氏名を入力し、収入金額を入力します。入力した金額を元に、【配偶者の合計所得金額】や【配偶者特別控除額】が自動計算されます。

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