Q.新会社法に準拠したデータに変換する方法
平成18年5月1日施行の会社法に準拠した科目体系に変換・設定するには「導入」→「事業所・消費税情報設定」よりコンバートします。
<操作手順>
※一度、会社法対応科目体系に変換すると元に戻すことができません。
以下の処理を行う前には必ずデータバックアップ、または一括データバックアップをお取りください。
1.「導入」→「事業所・消費税情報設定」を開きます。
会社法に未対応のデータの場合は「会社法(H18.5施行)に準拠する」のチェックボックスが表示されます(会計王8シリーズ以降の製品にて新規作成されたデータは、既に会社法に準拠した科目体系になっているため表示されません)。
「会社法(H18.5施行)に準拠する」をクリックしてチェックを入れ、画面右下の[設定]ボタンをクリックします。
2.確認画面が表示されます。データバックアップ、もしくは一括データバックアップを保存してある場合は[OK]ボタンをクリックします。
3.下の画面にて、「変換前科目名」に該当する「変換後科目性格」を確認します。
通常は初期値のまま[設定]します。
※「変換前科目名」の中で黒字の科目については「変更後科目性格」の科目を変更できます。
「変更後科目性格」の科目名をクリックし、ドロップダウンリストの中から該当するものを選択します。
なお、「変更後科目性格」でひとつでも「指定なし」が選択されていると下のメッセージが表示され次に進めません。必ず、「指定なし」以外の科目を選択してください。
4.下の確認画面では[実行]ボタンをクリックして進みます。
「処理内容」欄の<既存科目更新>は今まで登録されていた科目名が変更され、<新規科目追加>は新規に追加される項目になります(こちらの画面では修正や削除はできません)。
5.下の画面が表示されます。[はい]をクリックして進みます。
6.「導入」→「勘定科目設定」を開き、画面左のツリーから「9000【貸借対照表】」→「9112《純資産の部》」の順にクリックし、「資本の部」の表記が「純資産の部」に、「当期未処分利益」の表記が「繰越利益剰余金」に変換されていることをご確認ください。