Q.年税額が正しく計算されない場合

 

年税額が正しく計算されない場合は、いくつかの原因が考えられますので以下の内容をご確認ください。

 

<確認事項>

 

A.「年調データ入力」画面の「直接入力」にチェックマークが入っていた場合に、保険料控除の金額が正しく入力されているか確認します。

1.「年調」→「年調データ入力」を開き、[開始]ボタンをクリックして、該当者の名前を選択します。

2.画面右上の「直接入力」のチェックマークが入っている場合、生命保険料支払分・個人年金支払分・地震保険料支払分・旧長期損保支払分は1年間に支払った金額を入力してください。控除金額を入力した場合は、入力した金額から控除額が計算され、年税額が正しく計算されません。

B.「年調データ入力」画面の「直接入力」にチェックマークが入っていた場合に、配偶者合計所得の金額が正しく入力されているか確認します。

配偶者の収入が0円〜1,409,999円の場合、配偶者合計所得欄には、収入から65万円を差し引いた金額を入力してください。

例:配偶者の収入が、1,120,000円の場合

1,120,000−650,000=470,000の数字を入力します。

C.扶養の設定に誤りはないか確認します。

1.「年調データ入力」画面左上にある[扶養]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

2.配偶者や扶養の設定に誤りがないか確認してください。誤っている場合、年税額が正しく計算されません。

例:扶養対象者が配偶者名の場合

下の図では、「配偶者区分」で『一般』、「扶養区分」も『一般 人』と設定しているため、配偶者の設定が重複してカウントされ〔扶養等の数 2人〕と表示されております。

この場合は、「配偶者区分」で『一般』と設定し、「扶養区分」を『一般 0人』と修正することで、〔扶養等の数 1人〕と正しく設定されます。

3.各項目の詳細は「ヘルプ」画面をご覧頂くか、最寄りの税務署へご確認ください。

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